ごあいさつ

新理事長  杉江 千恵子

 私は2016年度総会に於いて鈴木健二先生より理事長のバトンを受け取らせていただきました。鈴木健二先生はみなさんご承知のとおり、30数年前に三浦半島地域で「勉強会」をスタートさせて、地域住民、精神医療・保健福祉関係者、行政など広範囲の方々を巻き込み、住民運動というスタイルで精神障碍者の地域生活支援に尽力されたリーダーです。これらの実績は先駆的であり躍動的でした。

鈴木先生、本当にお疲れ様でした。感謝申し上げます。

 さて、数年前から「支える会」では大きな改革を進めています。
2015年度から3つのグループホームが他法人へ移籍しました。そして、2016年度からは「横須賀こころの電話」が新たにNPO法人を設立して独立しました。さらに2017年度には「GAYA(我舎)横須賀」が他法人へ移籍する予定です。今後は「アメグスト」が「支える会」を継承していきます。

 この間、横須賀市では「横須賀市障害とくらしの支援協議会」に於いて「基幹相談支援センター設立」が議論されてきました。今まであった4サポートセンターの相談事業を充実・発展させることを目的として、2017年度設立を目途に議論を深めてきました。その動きの中で、今後「アメグスト」はどのような役割を果たすのかが大きな課題となっています。

 私たちのこれまでの「支える会」の歩みを大切にすると共に、新たな事業展開を模索していきたいと思います。今後ともご指導とご協力をお願いいたします。





支える会に所属する各グループホームの独立について
理事長 鈴木 健二

「三浦半島地域精神障害者生活を支える会」は、その前身の「グループのびのびを支える会」を含めると、今年で満20年を迎えました。
1993年末、医療従事者、家族、精神障害者当事者、一般市民ら大勢のボランティアが集まり、三浦半島で最初の精神障害者のグループホームを作るのだという運動を開始し、1995年、第1号のグループホーム「グループのびのび」を誕生させました。

それから20年、国の精神保健福祉施策の拡大の流れを受けて、支える会は今日、3つのグループホーム、地域活動支援センター&相談支援事業所「アメグスト」、依存症の地域活動支援センター「GAYA横須賀」、「横須賀こころの電話」の6つの事業を運営する事業体となりました。

この間に、当初の市民団体という性格は徐々に薄れていき、ボランティアの多くも組織を離れ、事業運営が主体の団体となりました。しかしボランティア中心の運営から事業所を担う職員中心への移行がうまく進まず、組織の硬直化の弊害が顕在化してしまいました。

そこで2014年度の総会で、各事業所ごとの独立の方向が決議されました。それを受けて3つのグループホームは、2015年3月31日をもって、支える会を離れることになりました。「グループのびのび」は単体で独立し、NPO法人「一歩」を立ち上げました。「第2のびのび」「第3のびのび」は社会福法人クオレに所属します。

今まで長い間、支える会のグループホームをご支援いただいた皆様、ありがとうございました。

また新しい組織に移っても、今までと変わらないご支援を末永くお願い申し上げます。なお残る3事業所も、現在それぞれの独立の形を模索しております。今後、支える会を引き継ぐ事業所、離れて独立する事業所とありますが、それぞれの事業所の行く末を温かく見守り、ご支援いただけますようお願い申し上げます。なお、この間の支える会の動きについて、多くの皆様に多大なるご心配をおかけしましたことを、この場を借りて深くお詫び申し上げます。